どうも。ダムンです。
前回Java版で夜空を星空に変える方法を紹介しました。(記事はこちら)
今回は統合版で夜空を星空に変えることができないかと試行錯誤しました。
というワケで、統合版の夜空を本物の星空に変えるリソースパックを作りました。名前は「StarNightSky BE」。Modは要りません。先に言っておくと、三人称の視点でしか星空が見えないという、なかなかの欠点があります。それでもいいよ、という人はどうぞ。
この記事でわかること
- 統合版の夜空を本物の星空にするリソースパックのダウンロードと入れ方
- 入れる前に知っておいたほうがいい欠点(三人称でしか見えない、など)
統合版(Windows版)v26.52 で確かめました。スマホやSwitchでは確かめていません。
どんなパック?
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| バニラの夜空 |
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| 当リソースパックを入れたときの星空 |
夜になると空に本物の星の並びが出ます。星の位置と明るさは実際の星のデータから取りました。オリオン座も、さそり座も、北斗七星も、ちゃんとあります。
星空は太陽や月と同じ向きに1日で1回転します。それだけだと毎晩まったく同じ空になってしまうので、1日ごとに少しずつずらしました。8日でひとめぐりします。現実の1年を8日に詰め込んだ計算になるので季節のめぐりが早いです。昨日オリオン座が見えた時刻に、今日はもう別の星座がいます。
見え方はJava版とあまり変わらない様に思います。3人称視点のみですが。
ダウンロードと入れ方
約10MBです。置き場所は GitHub です。マインクラフトの公式の製品ではありません。Mojang や Microsoft が認めたものでも、関わっているものでもありません。
- マインクラフトを終了する。
- ダウンロードした
StarNightSky_BE.mcpackをダブルクリックする。マインクラフトが起動して「インポート完了」と出ます。 - ワールドの設定の「リソースパック」で、StarNightSky BE を有効にする。
- ワールドに入って夜を待ち、F5 キーで三人称の視点にする。
1番を太字にしたのは、私がここで引っかかったからです。マインクラフトを開いたままダブルクリックしたら、画面がマインクラフトに切り替わるだけで、うんともすんとも言いません。自分で作ったパックが壊れているのかと思って、中身のほぼ空っぽなパックまで作って試しましたが、それも同じでした。調べたら、開いたままだと取り込めないという報告が出ていました。いったん終了してからダブルクリックしたら、あっさり入りました。
夜を待つのがめんどくさい人は、チャットで /time set 18000 と打てば真夜中になります。
入れる前に知っておいてほしい欠点
欠点を先に並べます。
一人称の視点では星空が出ません。F5 で三人称にしたときだけ見えます。星を見たいときだけ F5 を押すことになります。一人称の視点でも星を出そうとすると地面より手前に表示されてしまうためです。
描画距離を自分で合わせる必要があります。パックの設定に「描画距離」のスライダーがあるので、「設定 → ビデオ」の描画距離と同じ数字にしてください。ずれていると遠くの山の手前に星が描かれたり、星空がごっそり欠けたりします。ビデオ設定を変えたらリソースパックの設定も変えます。ここは面倒ですが今のところ方法がないため手動で調整が必要です。
マイクラにもともとある星は消せませんでした。リソースパックの星の間にバニラの星が混ざっています。
なので、本物の星と謳うのはちょっと違うけど・・・まあいっか!(自己完結)
他にも、マルチプレイでは確かめていない、といった点があります。
【重要】「パックを外したいと思ってもなぜだかパックが外れないということがあります。」パックを外すときは順番に気をつけてください。ワールドの設定でパックを外したらワールドには入らずにマインクラフトをいったん終了します。外したあと設定の画面からそのまま「遊ぶ」を押したらパックが有効に戻っていることがあります。この原因を調査したのですが、残念ながら分りませんでした。
パックの設定
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| リソースパックの設定 |
ワールドの設定の「リソースパック」で StarNightSky BE の歯車のボタンを押すと設定が出ます。
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| 夜空の種類 | ・星だけ ・星+星座線 ・星+星座線+星座名 ・星+星座線+星座名+星座絵 ・天の川の見える本物の星空(NASA) ※最初は「星+星座線+星座名」 |
| 星座線の形 | 標準(IAUの星図の形)か、H.A.レイ方式。星座絵が出るのは標準のときだけ。 |
| 描画距離(チャンク) | ビデオ設定の描画距離と同じ数字にする。最初は16。 |
| 一人称の視点でも表示する | 最初はオフ。オンにはできますがおすすめしません。 |
| 季節の移り変わり | 最初はオン。オフにすると毎晩同じ星空になります。 |
| 雨の日は星空を隠す | 最初はオン。 |
それぞれのパターンのプレビュー
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| 星だけ |
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| 星+星座線 |
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| 星+星座線+星座名 |
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| 星+星座線+星座名+星座絵 ※星座線を「標準(IAUの星図の形)」に設定 |
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| 天の川の見える本物の星空(NASA) |
いかがでしょうか。「星+星座線」で何座なのかを覚えて答え合わせをするという使い方ができたりします。
星座絵は、1824年にイギリスで売られていた星座カード『ウラニアの鏡』の絵を使いました。200年前の絵です。
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| 『ウラニアの鏡』を反映しました。 |
星座線の形が2つあるのは、作っている途中で「星座の線のつなぎ方に公式の決まりはない」と知ったからです。国際天文学連盟(IAU)が決めているのは星座の境界だけで、線は本や星座早見によってバラバラなのだそうです。そこで、IAUのウェブサイトの星座図にもとづく形と、絵本作家の H.A.レイが考えた形の2つを選べるようにしました。レイ方式のおおぐま座は、標準とはぜんぜん違う姿をしています。
どうやって作ったか
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| プレイヤーを覆うドームのベーステクスチャ |
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| テクスチャのテスト風景 |
統合版にはリソースパックだけで空を画像に差し替える仕組みがあります。ただ、試してみると画像は昼も出っぱなしで、時間がたっても回りませんでした。
そこで、プレイヤーの体に自分を包む大きな球を付け足して、その内側に星空を描いています。時刻に合わせて球を回し、昼は隠します。一人称だと球が視点と一緒に動いてしまうので、三人称でしか見られません。球は描画距離のすぐ内側に置く必要があるので、描画距離を合わせてもらう形になりました。
まとめ
- 統合版でもModなしで夜空を本物の星空にできました。(ただし三人称の視点でだけ)
- パックの設定の描画距離はビデオ設定と同じ数字にする必要アリ。
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| オリジナル星座絵が増えている・・・。 |
というわけで、かなり無理やり星を表示すること実現しました。
アップデートに対応するかは今のところ分りません。気が向いたら更新します。
ほかのツールはマイクラ便利ツール一覧にまとめています。
お疲れさまでした。
統合版(Windows版)v26.52 で確かめた内容です。マインクラフトの更新で動かなくなることがあります。更新のあとにプレイヤーの表示や動きがおかしくなったらパックを外してマインクラフトを再起動してください。
星のデータ:Yale Bright Star Catalogue, 5th Revised Ed. (Hoffleit & Warren, 1991)
星座線(標準)・星座名のデータ:d3-celestial(Copyright (c) 2015 Olaf Frohn, BSD 3-Clause License)
星座線(H.A.レイ方式):Stellarium の modern_rey(Stellarium’s team、H.A. Rey “The Stars: A New Way to See Them” にもとづく、CC BY-SA 4.0)。線の星の位置:Hipparcos Catalogue (ESA, 1997)
星座絵:Sidney Hall “Urania’s Mirror”(1824年、パブリックドメイン)。Wikimedia Commons のスキャン画像
天の川の星空:NASA/Goddard Space Flight Center Scientific Visualization Studio. Gaia DR2: ESA/Gaia/DPAC.














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